初滑りからいきなりトラブる チャオ御岳スノーリゾート

2008年12月15日 11:03



アルペンのCMが流れ始めました。
エクストレイルのCMも流れ始めました。
スキー場のCMも流れ始めました。
ウェザーニュースのスキー&スノボCh.のサービスも始まりました。
我が家にダレモ(スキー場割引情報紙)が届きました。
ガソリンもレギュラー105円、軽油95円まで下がりました。

いよいよ、待ちに待ったスキーシーズンですよ。
スキー板のワックスを剥がして、エッジを研いで、ビベリング&ダリング調整。
車も、スタッドレスタイヤに交換。

初滑りは、子供達を連れて、チャオ御岳スノーリゾートに決定。
チャオは只今10周年記念で、12月いっぱいはリフト代が大人1000円。
しかもここは、いつでも子供リフト代が無料。
まだコースは1本しか開いてないですが、これはオイシイです。

しかし私と夫にとって、チャオはちょっとしたトラウマです。
オープンした10年前に滑りに行った時、
名古屋からチャオまでの、あまりのアクセスの悪さに閉口。
(この時は木曽経由で行った。)
あまりの地吹雪と寒さで意識も朦朧。
しかも帰りには、車の燃料が凍って立ち往生。
二度と来るか!と心に誓ったスキー場なのです。

喉元過ぎればなんとやらで、am4時にマイクロバスでチャオに向かって出発。
R41を北上し、下呂を過ぎた時、チャオへの案内板を発見。
それは、濁河温泉経由のアクセス路・r441です。
本来のアクセス路は、R41久々野からR361ですが、
チャオへの案内も出てるんだし、この謎の道を行ってみようと、r441に突入。

これがもう、つづら折れのかなり険しい山道でした。
人間も2足歩行できないほどのツルツル凍結の上に新雪が積もった、
スタッドレスタイヤだけではどうにもならない極悪の路面が連続します。
我が家のマイクロも6輪全てスタッドレスを履いていましたが、
道中、3回もスタックして立ち往生。

1回目、2回目はチェーンを付けて、なんとか自力で脱出できましたが、
3回目は、チェーンを巻いていてもスタック、
ズルズル滑り落ちて、路肩の雪の壁に接触。
前進もバックも出来ず、近所の旅館さんの重機を呼んでいただき、
引っ張り上げてもらって救出していただきました。
旅館の従業員の皆様、本当に、本当に、ありがとうございました。

ひたすら、もうスタックするな!と祈りながら走り続け、やっとチャオに到着。
しかし、雪のワダチでボコボコのチャオの駐車場で、無念のスタック4回目。
これも、自力ではどうにも脱出できず、チャオに電話して救助をお願いします。
チャオによると、そこら中で車がスタックしていて、
その救助で人手も重機も足りないそうで、
ウチは、チャオの送迎マイクロバスに引っ張り出していただきました。
ウチのマイクロバスと同車種なのに、四駆というだけでこんなに差がつくのか…と、
四駆の素晴らしさを再認識しました。

我が家も普段はもう一台の四駆ワンボックスでスキーに行くのですが、
二駆のマイクロバスでもスキーに行けるのか試しに来てみたら、
そういう日に限って、こんな路面コンディションだもんなぁ…。
ちなみに、これほど酷い路面の日はめったにないと、
チャオや、助けてくれた旅館の方々も言っていました。

着替えて、板に滑走ワックス塗って、センターハウスに到着したら、もう正午。
朝4時に出たのに、到着が正午…。



早速ゴンドラに乗り、唯一オープンしているイーストコースを滑ります。
初心者コースですが、斜度に変化があるロングコースで滑りごたえがあります。
ただ、客が多いのに、コースが一本なもんだから、
カルガモのように数珠繋ぎ滑走のファミリー、木の葉滑りの若葉ボーダーから、
クラウチングで直滑降のレーサー、
コースのど真ん中でいきなりジャンプやターンをするボーダーまで、
あらゆるレベルのあらゆる滑りが一つのコースに凝縮され、
カオス過ぎて、危ないったらありゃしない。
ガリガリバーンで止まれない場所もあり、
しかも途中からガスが出て視界も悪くなりました。



美しい御岳をバックに滑ります。
雪質は、ガリガリな所もありますが、
やっぱり御岳北斜面だけあって、シーズンのはしりにしては素晴らしい!
14時に昼食、その後2本ほど滑って、15時半に終了。
いつもリフト始発から終了まで、ギリギリまで滑らないと気がすまない我が家が、
リフト運行終了より先に切り上げるなんて、初めてです。
イーストコースを5本ほど滑っただけ。
山道r441や、スタック脱出に精根を使い果たしてしまい、
親も子供達も、とてもスキーをする元気が残っていませんでした。

帰りは、セオリー通りに、R361で帰りました。
R361も多少凍結はありましたが、r441より100倍快適でした。
それでも、R361~チャオ間の道は、やっぱりチェーンがないと危なかったです。
R41の道の駅で3時間ほど仮眠して、0時に愛知に無事生還。
今回は、「無事生還」という言葉がピッタリ。
よく帰ってこれたもんだ。

こら国土交通省&岐阜県!
r441は夜間通行止めにするようなゲロ道のクセに、
さもこれがチャオへのアクセス路です、ととれるような看板をR41に出すなー!
夏はまだしも、せめて冬の間は、素人が入り込まないように看板隠しておけ!
ウチだけでなく、他の県外ナンバーの車もいっぱい、騙されてr441に入り込んでたぞ!
ウチと同様にスタックして、登れずに引き返していく車もいたぞ!
しかも、チャオへのルートだと無責任に看板出しておきながら、
r441沿いには、チャオへの看板がひとつも無いどころか、
分岐の案内さえもロクに無くて、
お陰で、ミスコースした上にスタックしたじゃないか!ヽ(`Д´)ノ

ずっとワクワクして、せっかく滑りに来たというのに、
いきなり大波乱の初滑りでした。
でも、それ以上に、素晴らしい経験を積むことができました。
チェーンのありがたみ、助けてくれる人々の優しさ。
自力でどうすることも出来なくなった時の惨めさ。
長いこと、スキー場は四駆&スタッドレスで楽にアクセスしていたので、
雪道の危機感が薄らいでいた心に、いい喝になりました。

10年前のチャオでの経験で、
軽油が凍結しないように、灯油を少しブレンドするスキルが身につきました。
(寒冷地のGSで軽油を入れれば、それはあらかじめ寒冷地仕様の軽油なので、
灯油を混ぜる必要はありません。)

今回はチェーンのスキルが格段にあがりました。
我が家のマイクロバスはリアがダブルタイヤなので、巻くのが大変です。
しかも、後輪にチェーンを巻いただけでは、
歯が立たない場合がある事も分かったので、
前輪のチェーンと、万一切れた時の為のスペアチェーンも買うことに。
塩カル、つるはし、スコップ、焼き砂も車内に乗せておこう…。

チャオは、その過酷な環境ゆえ、いろいろ勉強になるスキー場です。
そして、我が家にとってはやっぱり鬼門のようです…。
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