三国志

2012年04月06日 15:31




年末に、三国志を読んでいると書きました。
あれから、なかなか図書館から借りてきてもらえなかったり、
貸し出し中だったり、話を忘れては数巻前から読み直したりと、
のんびり読み進めていたのですが、
全60巻のうち、やっと終盤にさしかかりました。

長男から最終巻を手渡される時、
「これ読むと、そりゃもうガッカリするよ… (´・ω・`)」
と言われました。

なんだいその意味深な前置きは (; ・`д・´)
読み始めて苦節4ヶ月、ついに最終60巻を読むぞ!
以下、ネタばれあり注意。


…。

……。

_| ̄|○ ガッカリ


1~59巻までの蜀建国の苦労を全て水の泡にする結末!
こんなラストになると、誰が思うか!
劉禅、このバカ息子めが! (((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・

劉禅って、阿斗のことだよね。
趙雲が命懸けで守った子が、こんな愚息になるとは。
あの世で五虎将軍達にどつき回されろ!

劉備の孫の劉の最後と、姜維が剣を折るシーンでは、
無念すぎて、おいおい泣いてしまったわ。
三国志で、一番泣けるシーンでした。
これがあるから、一層に劉禅のクソっぷりが際立つのよね。

…まぁ劉備とーちゃんも、呉で女と酒に溺れて骨抜きになってた時期があったから、
因果応報だわな。
それにしても、張飛の子も関羽の子も孔明の子も、みんなみんな立派な武将になって、
蜀のために死んでいったと言うのに、肝心の劉備の子がこれだもんなぁ。
劉備もカリスマ性だけいっぱしで、あんまり政治力や文武に長けた人ではなく、
いつも逃げてばかりの人だったけど、
この終末は、みんな浮かばれんわ…。

孔明が、終始うさん臭くて好きになれませんでした。
こんな常に人の心を先読みして、騙してばかりな奴が隣にいたら、気が狂うわ。
劉備が死んだ後、孔明に蜀を乗っ取られて終わるんじゃないかとハラハラしたけど、
劉備が死んだ時、鬼の眼から涙を流し、
その後もちゃんと劉備への忠義を果たして蜀を守ろうとしたので、
ちょっと孔明を見直したわ。
でも、姜維を騙して蜀に下らせるあたりの手口は汚くて、あぁやっぱ孔明ムカつく!

ダラダラと続く南蛮戦にイライラして、もう読むの辞めようかと思ったけど、
その後の三国志のクライマックス、仲達vs孔明はむっちゃ面白かった!
蜀には悪いが、つい仲達を応援しちゃったよ!
でも孔明も負けるな!、てかどっちも手を引け!
もういいかげん、蜀と魏は仲良くしろよ!と気を揉んだわ。

魏は嫌いだけど、仲達親子は好きでした。
頭は良くても欲を出さず出しゃばらず、
天狗な孔明を打ちのめしながらも最後まで孔明を敬い、
魏のためなら腐った曹一族をも滅ぼす忠誠心。
魏が司馬一族に支配されたのが救いでした。

他に好きだったのは徐庶。
徐庶が劉備お付の軍師になった時の期待感と言ったらもう!
…簡単に騙されて魏に行っちゃったけどね (´;ω;`)

そして魏延もカッコ良かったわ。
たまにはヘマもやったけど、なかなかのオトコっぷりでハァハァしました。
黄忠にならぶ名武将だったのに、孔明に不満を持ったばかりにあんな最後を迎えるとは (´;ω;`)
やっぱ孔明は好かん。

最後にはもう魏と蜀だけのケンカで、呉だけ平和になっちゃって、
ヘタレな孫権の一人勝ちだったのがシャクだなぁ。
蜀も漢朝再興に執念を燃やさなければ、魏とバランスをとって平和に栄えただろうに。
孔明や武将達も早死にせずに、蜀衰退にはならなかっただろうに。
なにより、孔明があのバカ息子にもっと帝王学を叩き込んでくれたろうに。
こんな2000年も前の戦争物語にタラレバを言ってもしゃあないよなぁ

…なんとも儚い物語だったねぇ。
この儚さが、人々を魅了するのかもねぇ (´;ω;`)


↑最初、全然三国志の知識がなくて、
劉備、張飛、関羽が、それぞれ魏、呉、蜀という国を興して戦う話だと勘違いしていたけど、
どうよこの知恵のつきっぷり!

想像と全然違う、本当に壮大なお話でした。
話が長くて、登場人物も多くて大変だったけど、読んで良かった!


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