'12-13シーズン10日目 白馬八方尾根スキー場

2013年03月04日 17:02



2日目の朝、スキー場下部では、昨日の暴風雪が嘘のような青空が広がりました。
昨日あんなに降った雪はどこへ飛んでいってしまったのか、
咲花のバーンには全く新雪の気配がありません。

まず、朝一番の咲花の綺麗なピステンバーンを食い散らかす作業にかかります。
ストライプをコリコリと削って、自分の滑走ラインをマーキングしまくって悦に浸ります。
バーンは、若干アイスクラッシャーのような春の雪質ですが、
昨日の新雪が混じったおかげで、まだまだ良コンディションです。





行方不明の新雪は、北尾根のコブにたっぷり吹き溜まっていました。

3月になれば真っ先に雪が無くなる北尾根の中・下段も、
今年はまだまだ雪たっぷりで、地面が出てくる気配はありません。
去年の八方は積雪が多く、快適な春スキーが長く続きましたが、
今年も上部は未だに300cmの積雪があり、長くスキーシーズンが楽しめそうです。





今日は難なく兎平に上がれました。
上部は小雪がちらつく曇り空で、ガスが濃い目で視界はあんまり良くありません。

兎平と新兎のコブ斜面は、規制ネットでセパレートされていました。
兎平は3月中旬に開催される技術戦の練習バーンとなっており、
平日は一般客の立ち入りが規制されていたようです。
土日は規制解除されて滑走自由なのですが、
綺麗に圧雪され、しかも規制ネットはそのまま残されています。
しかも昨日は暴風雪で、上部が閉鎖状態でコブが掘れなかったので、
日曜日なのに、ウサギのコブ斜面は殆どフラットバーンのままです。

唯一、昨日のうちにクワッド沿いに浅めのラインコブが育っています。





地がアイスバーンなので、
もう少し気温が上がって凍結が緩んでくれないことには、
いつものコブビッシリなコブ斜面にはなってくれません。

クワッド寄りの既存のラインコブは、滑る人が多くてどんどん育ちますが、
間延びしているので、私でもズルズルドンでイケる仕様です。

数年前までは典型的な3コブ発射な私でしたが、
さすがにコブに慣れてきたのか、練習の甲斐あってか、
最近はコブ斜面で転ぶことも少なくなりました。

ビビリな私が、以前は近づきもしなかったコブに入るようになり、
格好はどうであれ、ウサギのコブを転ばずに降りてこれるようになっただけでも凄い進歩です。

なのに、喜ぶ私に夫が水を指すように、
フォームが不恰好だ、もっとヒザで吸収しろ、
つんのめるな、スネで押し出していけ、もっと先落とししろ、オレのレクチャーどおり滑れ、
…と、ムチャぶりな難癖をつけてきたので、
ムカッときて、「ほっとけ!」とキレました。

私はたしかに急斜面やコブが好きだけど、
別にカッコ良く滑りたいわけじゃないんだよ。
ズルドンのなにが悪いんだよ。

こんなに一生懸命練習して、やっと出来るようになったズルドン滑りを、
夫にバカにされたのが悔しくて悲しくて、
午後からはずっと一人で泣きながら、北尾根のコブをズルドンしていました。

友達と、キャーキャーこんな坂ムリー!とか言いながら、
初心者コースをボーゲンでテレテレ滑っていた昔が懐かしいです。
ヘタクソだったけど、転んで笑いあって技術なんてどうでもよくて、
あの頃は本当に楽しかったな…うぅ涙が止まんないや。

ワイワイ滑ってる若いボーダーのグループを見ると楽しそうで泣けてきて、
上手にコブを滑り降りていく上級者を見ると羨ましくて泣けてきて、
カレシが一生懸命カノジョに滑りを教えてるのを見ると幸せそうで泣けてきて、
お父さんが小さい子供を支えてボーゲンしてあげてるのを見ても泣けてきて、

それにひきかえ、自分の目の前に広がるコブ斜面と、
家族で滑っていてもみんなさっさと滑り降りてしまい、私だけ置いていかれる虚しさと、
ゴールのない目標を考えると泣けてきて、
一生懸命ズルドンの練習をしている人を見ては、
お互い頑張ろうな!と心の中でエールを送っては泣いて…

毎年恒例の、春のノイローゼが始まっちゃったかな。
今回もささいな事なんだけど、いつまでも気に病んで、
なにもかもが憂鬱に感じ、涙が止まりません。

まるでスキークラブの強化合宿のような我が家の殺伐さは、
体育会系な私の性にあってるんだけど、
もとが運動オンチだから、身につく技術も頭打ちです。
安西センセ、私なんだか挫けそうです (ノД`)

これで今年のスキーは終了、なんてことはないと思うけど、
次回までになんとか気を持ち直して、
今年も良いシーズンだったね、と、
笑って今シーズンのスキーを終えたいです… (´;ω;`)


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