映画#11 スタンド・バイ・ミー

2015年07月14日 15:16





スタンド・バイ・ミー (STAND BY ME)

1986年/米
[監督]ロブ・ライナー
[出演]ウィル・ウィトン/リバー・フェニックス



[あらすじ]

50年代のアメリカのとある小さな田舎町で、ある日、一人の少年が行方不明になる。
ゴディら4人の少年は、ふとしたきっかけから、
線路脇の森の中に、行方不明少年の死体があると言う情報を得る。
少年の死体を発見して一躍有名になろうと、4人の少年達は、線路伝いに死体を探す旅に出る。



[感想]

兄の死をきっかけに、家族との間に溝が生まれ、家に居場所がないゴディ。
誠実な性格なのに、不良の兄のせいで色眼鏡で見られてしまうクリス。
元軍人の父を英雄と慕うものの、その父親から虐待を受けるテディ。
おっとり、ぽっちゃりでみんなからバカにされるタイプのバーン。
心に傷を持った、似たような境遇の少年達が、よせ集まり、旅をします。

何度も観ている映画ですが、なぜかパイのゲロとヒルのシーンしか印象に残らない作品です。
昔は、背伸びしたガキンチョのキズの舐めあいとしか思いませんでしたが、
人の親になった今に観ると、こんな子供達が大人や町のチンピラ達のせいで心にキズを負い、
それに苦しむ様に、可哀想と涙がこぼれました。
でも、心の内を吐露できる仲間がいるというのは、どんなに救われたことでしょう。

チンピラな兄のせいで苦労し、努力して弁護士にまで出世したのに、
やっぱりチンピラにあっけなく殺されてしまったクリス。
で、手の付けられないクズ兄貴やその仲間達は、
人に迷惑をかけながらのうのうと長生きしたんでしょうね…。

現代でもよくあるよね、
「誰でも良かった」と殺されるのは、何の罪もない人ばかり…。
性悪ないじめっ子が生き残り、心優しい子達が自ら死んでゆく…。

そういう理不尽な世の中とシンクロして、凄く憂鬱な気分になるので、
本当は何度も観たくない映画です。
ただ、あの有名な主題歌は、作品にとてもマッチしていて素晴らしいです。


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