関電黒部ルート見学会その2 黒部トンネル編

2015年08月27日 05:00



その1の続き。

今回参加する見学会は、黒部ダムから黒部峡谷の欅平まで続く、
関電専用ルートと、その沿線の発電施設を紹介してもらえる見学会です。
詳細は、関電のHPをどうぞ

この見学会は、黒部ダムスタートのコースと、
欅平スタートのコースに分かれます。
申し込みの際、希望コースを選ぶのですが、
倍率は、欅平スタートが4~6倍、黒部ダムスタートが3~4倍くらい。
行程的には欅平スタートの方が楽なので、こちらが人気です。
ちなみに我が家は、どちらのコースでも良いと記して応募して、
黒部ダムコースに当選しました。





見学会の開始の前に、持ち物検査と、金属探知機による身体チェックがあります。
ルートの特性上、危険物や有害物などの持ち込みは一切禁止です。
その後、ヘルメットを借りて出発です。





まずは黒部ダムから、作廊谷と呼ばれるインクライン乗り場まで、
専用トンネルをバスに乗って移動します。
距離は約10kmあります。





途中、タル沢という横坑で説明を受けます。
この専用トンネルの工事中に掘削土砂を外に排出するために設けられた、
幾つかの横坑のうちのひとつです。
今では換気口、避難経路としての役割もあります。





横坑から外に出てみると、そこには、





剣岳の姿が!
ツワモノ登山者の聖域である、急峻な裏剱の山容を見る事ができます。
残っている雪渓は小窓雪渓と言い、日本に現存する数少ない氷河です。

出発時には雨が本降りだったのに、この時だけ奇跡的に晴れており、
青空に浮かぶ剱岳を見る事が出来ました。





さて、黒部トンネルを通過して、作廊谷に到着。
黒部ダムからここまでのルートは、導水路に平行してほぼ水平移動でしたが、
ここから導水路は500mくらいの落差で、
更に地下にある黒部川第四発電所に引きこまれています。
ルートも、インクラインで一気に発電所まで下ります。





インクラインは本来、物資運搬専用搬機です。
そこに、人員運搬用の箱が載せてあります。
その箱に乗り込んで下ります。





インクラインの傾斜角は34度だそうです。
ちなみに導水管は47度。





途中、発電所から昇ってきた搬機とすれ違います。
こちらには、欅平スタートの見学グループが乗車しています。

インクラインを下りきれば、黒部川第四発電所、通称くろよんに到着です。


その3に続く!


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